今回で3回目を迎えたぐっ。関西の音楽、ライブハウスシーンを盛り上げるべく行ってきたこのイベント。3回目を終えたわけですが、まずは出演してくれたバンドたちを紹介していきたいと思います!
まずはトップバッターを飾ってくれたBYE BYE RECORDS。審査する、されるという会場内の独特の緊張を良い意味でソッコー破ってくれました。イキオイのある楽曲と体の奥からつきあげるように歌い上げるボーカルがバンドとしてのスピード感やかっこよさを引き立てていました。即効やられてしまったお客さんも多数いたようです。
次は左近誠道バンド。強烈にマイペースなキャラとバンド内のほんわりとした空気がなんだか微笑ましくて笑っていまいました。気持ちよくのびる歌声ときれいなメロディーがうまく重なってお客さんの心をがっしりとつかんでいたようです。
次はワッツーシゾンビ。「ほんまにこれは一つのイベントなのか?!」と思うくらい、会場の雰囲気をがらっと変えてくれました。超個性的なルックスにキャラ。そして一度見たら忘れないライブパフォーマンスを彼らはコレでもかと言うほど見せつけてくれました。
次は色眼鏡。これまた同じイベントなのか??!!と耳を疑ってしまうくらい一瞬にして2nd LINEがおしゃれなカフェに大変身してしまいました。ここは日曜日の昼下がりか?!と思うほどです。Jazz的要素を含んださわやかでほんわかした楽曲にお客さんは聞き入った様子でした。そしてトリを努めてくれたWednesday。おしゃれです。「クラブで聴くようなおしゃれで踊れる曲をライブハウスでも!」とメンバーが話していた通り、イキオイがあっておしゃれな楽曲が目立ちました。バンドしてのまとまり、楽曲の完成度は高かったように思いました。
こうして「ぐっvol.3」は無事終了しました。関西の音楽シーンをもりあげよう!ということでこのイベントは始まったわけですが、3回目を終えた今、ぶっちゃけ何かが変わり始めているのでしょうか?今まで色んなバンドに出会って出演してもらって、色んなバンドの活動のカタチを見てきました。このイベントを初めて1年ちょっとですが、大きな視点で見るとほとんど変化は無いような気がします。
しかし、このイベントに出演者も決まっていない時期から参加を希望してくれる人が回を重ねるごとに増えていたり、当日出演バンドが「「ぐっ」にすごく出たかった」とお世辞でも(?)言ってくれるようになっている事実もあったりします。何をもって関西の音楽シーンをもりあげた!というのか、はっきりとした定義はないと思います。ただ、そういう(関西から盛り上げていこう!という)私たちの思いに賛同してくれるバンドが「ぐっ」に出てくれて、それにお客さんが答えるという、いたってシンプルなこの図式が実は一番大切なのです。そして今私たちが出来るのは少しでも多くの人を巻き込んでこの図式を大きくしていくことだと思います。そしてその中でGREENSから何か面白いアクションをおこせればとも思っています。
実は、出演者がここまでバラエティーにとんだのは3回目にして初めてで、「ジャンルなんて関係なく関西の新しい才能を発掘したい!!!」と日頃から強く思っている私含めたGREENSスタッフは、ちょっと感動してしまいました。まだまだ関西は捨てたもんじゃないぞ!(ってか捨ててませんが)と思えたことがすごくうれしかった訳なのです。結果がすべてなのではなく、こんな感動や発見をするためにこのイベントをやっているわけです。
今回出演してくれたバンドの皆様、そして来てくれたお客さん、本当にありがとうございました!そしてこのHPをのぞいてくれたあなた、本当にありがとうございます!
そんな「ぐっ」ですが、早々と第4回目が決定しました!!
詳細は近日中にHPにアップ予定です。次回も関西から熱いものをお届けできるようにがんばります!
それでは次回もよろしく!!!!
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