←前の記事「ストレイテナー@京女学祭!」
→次の記事「MUSIC ON WINTER」
アンジェラアキ JFL POWER OF MUSIC presents 全国Zeppツアー「HOME」2006 powered by アサヒスーパードライ 10/20(金)@zepp osaka
2006年11月20日
バンドスタイルといってもベースとドラムだけ。
何ともシンプルなスタイルの今回の編成は、非常にピアノを生かしつつも、音の幅をより広げたスケールの大きいライブだった。

今か今かと待ちこがれる2000人の声が耳元で聞こえるような中で幕が上がる。
1曲目。いきなり「心の戦士」からのスタート。
会場いっぱいに力強い歌声が響き渡る。
気持ちいい。この瞬間を待っていた。
始まった。アンジェラアキ、初のzeppツアーの最終日。

「空はいつも泣いている」に続き「Love Is Over Now」が終わる頃、自然な、決してラウドすぎないバンドでの演奏はいつの間にかアンジェラのピアノだけに変わっていた。
こういったかっこいい演出もみどころの1つ。

MCで公募した会場内のお客さんのエピソードを紹介。このエピソードは忘れる事のできない内容だった。その後に歌ったこの曲の印象的なことといったら。
「Rain」の雨のしぶきが飛び散るような音をたった1台のピアノで表現できるのはアンジェラだけだろう。
思わず体にぐっと力が入り全身で聞き入ってしまう。
歌詞を聞けば聞くほど切なくなり、それに乗せたメロディーにあまりにも胸がつまる。
ここまで感情移入できるのは彼女のまっすぐで嘘のない、訴えかけるような心からの歌であるからだろう。
苦しくなるけれど、私はこの曲が大好きだ。
続いて鍵盤の上で軽やかに踊りだす指先。
「Warning」だ。この2曲のくだりはたまらない。
ますます静まり返り引き込まれる会場。
2000人も居る中でひとつも物音のしない、鳥肌がたつ程の静寂。
聞こえるのは彼女の歌声と鍵盤をたたく手元、そしてペダルを踏む足。


「Kiss Me Good-Bye」「This Love」とシングル曲2曲を演奏し、彼女の楽曲の中では異色の「宇宙」が始まる。
ドラムとベースの低音が響き、緑や青を貴重とした壮大で深い世界観を表した照明が映える。
宇宙、宇宙、宇宙……独特のメロディーラインが脳内をループする。
心拍数が上がる。
そしてその後にサプライズはやってきた。
聞き覚えのあるイントロ。誰もが耳を疑った。同時にどよめく。
まさか。まさか。
驚きと興奮を隠せない観客に向かっていたずらっぽく笑ったあの表情が忘れられない。
ホワイトボードが出現し、英語の歌詞を皆で歌おうと、アンジェラ先生が指し棒で歌詞を解説、一緒に歌ってくれる。
ますます会場はヒートアップ。
全員でBON JOVIの「Livin' on a preyer」を大合唱。
2度目の鳥肌の瞬間だ。

その勢いはとどまることなく、一気にエンディングへ向かう。
あまりにもスピード感に溢れ、時間が経つのが早すぎた。
アンコールではまたまたやってくれた。
カバー曲をやるという前置きに全員がわくわくしながら傾けた耳の先には…
いち早く気づいたお客さんから驚きの声が漏れる。それが場内に伝線し、どよめく会場。
まさかの「YAH YAH YAH」。この時代に若くして育った日本国民の全員が聞いていたであろうこの曲をアンジェラも聞いていたのだ。何だか嬉しかった。
もちろんのことサビは盛り上がりの頂点へ。
アンコール2曲目。
最後の最後は彼女の原点とも言えるべき「HOME」で締めた。
MCでアンジェラに言われた通り、自分にとってのHOMEを思い浮かべながら聞いていた。
私にとってのHOME。何より揺るぎなくて何よりも大切なもの。
知らない内こぼれそうになった涙をこらえていたのは私だけではないだろう。
心が温かく、優しい気持ちになれたライブだった。
まだ見たい。もう一度聞きたい。
CDでは足りない、依存性の強いアンジェラ・アキのライブ。
勢いは衰えることを知らない。
年末の武道館は残念ながら即SOLD OUT。
たった一人のライブでもアンジェラなら私たちを魅了し続けてくれるだろう。

*yukkie**
投稿者 GREENS_STAFF | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
←前の記事「ストレイテナー@京女学祭!」
→次の記事「MUSIC ON WINTER」
| ■コメントしてください |
| ■コメント |
| ■この記事へのトラックバックURL |
| ■トラックバック |
















