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かりゆし58 大阪初ワンマン「平成大航海 南に舵を取れ」
2008年05月01日
かりゆし58 2008年3月28日(金)@梅田Shangri-La
わっ。まぶしい。
入った瞬間 目に飛び込んできたのはペンライトの無数の光。
こんな光景は久しぶりだな。
若さみなぎる会場の熱気が温度と湿度を上昇させる。
暗闇の中4人が現れる。出だしはやっぱりこの曲!
最初の静かな歌い出しを聞いただけで大歓声が起こる。
『電照菊』
アルバムの1曲目にクレジットされている曲でこのライブもスタートした。
ペンライトの光と電照菊のPV映像がリンクする。
vo.前川の歌い終わりでぱっと明るくなり4人が現れた。わぁ!!ついにこの日がきたんだ!4人の顔を見て実感する。
かりゆし58、初の大阪ワンマン「平成大航海 南に舵を取れ」スタート。
まだ1曲目なのに熱い!暑い!!!

「シャングリラハイサーイ!」と前川が声をかける。
「こんなにたくさん来てくれて、チケット買い間違えてないかー?」と早速笑わせる。
一気に駆け抜けた空気の中でも、至って変わらず何てことないのんびりした声。
かりゆしの魅力はこんなあったかいMCにもある。
そしてもう一つの魅力は常に距離を近くに感じさせること。
まるでキャッチボールをしているようなコミュニケーションが欠かせない。

『シンプルアンサー』では全員ジャンプで床を揺らし
『ヒート君』では手拍子の嵐が起こり
『恋歌』ではサビの「ウォーオー」で大合唱。
こんなに客席とステージが一体になれるライブは他に無いのではないだろうか。
小さい所で見ても大きい所で見てもどこで見てもきっとかりゆしのライブは変わらないような気がする。

MCがたくさん聞けるのは本当に楽しい。
ちょっとした小ネタなどいろんな工夫が見られ、いい意味で予想を裏切った笑いを誘う。
沖縄語講座→コール&レスポンスで『デイゴ』に繋げるなんてかりゆしらしいじゃないか。
『手と手』では
「演奏を聞いてもらいたいだけじゃなくて、新しい友達を作りたい」と語る前川。
その通りたくさんの手と手が会場を波打つ。大合唱に前川も「おりこうさんだなぁ」と素直な笑顔。
皆が一つになれる遊び。彼らはライブのことを遊びと表現するが、その通りだと思う。
この場所には皆が楽しむために来ているのだ。お客さんもかりゆしもスタッフも、ここに来ることによって心が満たされる。

待ちに待った新曲も聞かせてくれた。
4人になって初めての曲。『ウクイウタ』
投げ出したりせず、諦めたりせず、自信を持って前に進めばいいんだ、と新しいことを始める人を後押ししてくれる曲。
「諦めたりすんなよ、もっともっといけるだろう」という歌詞の後ろに
「笑われてもけなされても後ろ指を差されても」という力強い3人のコーラスの畳み掛けに泣きそうになる。前川、新屋、中村、宮平、全員の歌声がこみ上げるエネルギーを生み出す。
なんだろう、この感じ。体がアツくなる。じっと立ち尽くすことしかできない。目が4人を追うことしかできない。
初めて聞いたのにすぐに歌詞が体に入ってきて、じんわりと涙が出そうになった。
きっとこれからへこたれた時、落ち込んだ時、この曲に かりゆしに、背中を押してもらえる人は星の数ほど居ることになるんだろう。

少し湿った空気を急上昇させてくれたのは『愛と呼ぶ』と『オリオンビーチ』。私も大好きな2曲。
どちらの曲もサビがとってもサビらしいと感じてしまう。自然と口ずさんでしまう「愛〜愛〜愛〜愛〜」と「一生泣き笑え〜」はもちろん大大大合唱。
新屋のギターソロが輝いてるね!
そのまま緩みも手抜きも無しの100%で最後まで駆け抜けた。
気づけば終わっていた。そんなあっと言う間に過ぎ去ってしまった時間。
時間が経つのが早過ぎる。
もっとやってよ!まだまだ見たい!!そんな気持ちが溢れたお客さんのペンライトと自然現象アカペラの『電照菊』
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