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Galileo Galilei

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年間平均気温7℃、日本最北端の町“稚内”よりGalileo Galileiの物語は始まる。

元々、音楽や映像が大好きだった尾崎兄弟が、YouTubeで様々なミュージックビデオやライブ映像を観るようになり、そのうち、自宅にあったギターやドラムで遊びの延長で楽器に触れるようになる。それが母体となり2007年にGalileo Galileiを結成。

2008年、今や10代アーティストの登竜門とも言える音楽フェス「閃光ライオット」にて初代グランプリを獲得したことにより、本格的に音楽活動をスタートさせる。2009年にインディーズデビューアルバム「雨のちガリレオ」をリリース。00年代邦楽ギターロックの本流を正しく踏襲したサウンドは、多くの10代の共感を呼び大ヒットを記録。いきなり全国にその名を知らしめ、冴えない高校生に過ぎなかったそれまでの人生を一変させていくことになる。ここ数年、日本の音楽シーンで10代でデビューするバンドが急増している起点は、明らかに彼らの登場だった。

ギタリストのメンバーチェンジを経て2010年2月、メジャーレーベルSME Recordsよりミニアルバム「ハマナスの花」をリリースした彼らは、東京へと活動の拠点を移すことになる。平均年齢18歳(ドラムスの尾崎和樹は16歳)というインパクトと作詞作曲を手掛ける尾崎雄貴のポップメイカ―としてのポテンシャルは日本中の大きな注目を集め、華々しいメジャー活動を展開していく。さらに日本全国で行われるワンマンライブツアーでは、3,000人キャパのライブハウスのチケットが発売と同時に即完を記録するなどライブバンドとしても大きな成長を遂げていく。

しかしその裏側では、本人達の予想以上に固定化されてしまったパブリックイメージの下で自由な音楽嗜好が反映しにくい制作環境と、慣れない東京生活によって疲弊し、徐々に行き詰っていった。結果、彼らは楽曲制作&レコーディングを札幌で行うという緊急回避策を取りながらファーストフルアルバム「パレード」を完成させる。その後、さらにバンドを再生させるために、新たなメンバーを加え5人編成となり、札幌の一軒家にメンバー全員で移り住み、その家のガレージにスタジオを作って自由な制作環境を整え、プロデューサーはもちろんレーベルスタッフやエンジニアまでの全てを排除した状況での音楽制作に取り組むことになる。その中で自らの方法論を抜本的に再構築し、新たな音楽観と自分達が鳴らすべき音楽の形を発見していく。

そして、メジャーという構造の中にありながら、制作的にほぼインディペンデントな形態で作り上げたセカンドアルバム「PORTAL」を2012年にリリース。この作品は、Bombay Bicycle Club、Foals、THE DRUMS、Tokyo Police Club、Phoenixなどの海外バンドの影響を色濃く反映させた、瑞々しくてクリエイティブなエネルギーと柔軟な実験精神や遊び心が息づく、まさにGalileo Galileiにしか生み出せない作品となり大ヒットを記録。この作品によって、彼らは日本の音楽シーンにとって唯一無二の存在となり、その動向がシーンの内外から熱い注目を集めている。

2012年9月、新たな音楽活動をスタートさせるため、岩井郁人と野口一雅が脱退を発表。最新ミニアルバム『Baby, It’s Cold Outside』は、尾崎雄貴、佐孝仁司、尾崎和樹の三人によって制作され、バンドにとっても重要な意味を持つ作品となっている。

RELEASE INFORMATION

『またね』2023年10月11日(水) リリース
『劇場版 僕らのGalileo Galilei 〜会えたね〜』のテーマソングであり、バンドのこれからに対する決意表明ともいえる新曲「あえたね」が公開に先駆け、10月11日(水)に配信リリース決定!

2016年10月11日に武道館公演を最後にGalileo Galileiの活動を終了。昨年、2022年の10月11日に6年ぶりに再始動。そんな記念すべき10月11日にリリースされる、想いの詰まった曲となっている。

ツアーで全国を巡りながら、ステージ直前の楽屋や、移動する車の中、フェリーの客室、立ち寄った海、あらゆるところで曲のアイディアを出し合って、少しづつ曲を完成させていったという楽曲。待ち続けてくれたことへの感謝を込めて、バンドのこれからに対する決意表明ともいえる1曲になっている。